消化器外科

当科の特徴
 札幌孝仁会記念病院が実践する『がん』『脳卒中』『心臓病および運動器疾患』に対する高度急性期医療の一翼を担い、当科では胃・大腸などの消化管、肝臓・胆道・膵臓等の『がん』に対する手術治療を行っています。また、手術による切除が出来ない進行癌や再発癌に対する抗癌剤治療や、手術後の補助化学療法も積極的に行い、手術・化学療法・放射線療法を含む『がん』の集学的治療において中心的な役割を果たしています。
他に、鼡径ヘルニア・胆石症・虫垂炎などの良性疾患や外傷・急性腹症等の救急疾患に対する手術治療にも取り組んでいます。
近年、体の負担が少なく整容性に優れる腹腔鏡手術が主流となっています。当科でも可能な患者様に対しては積極的に最新の医療機器を用いた腹腔鏡手術をお勧めしています。超高齢化社会を迎えた本邦において、心疾患などの併存症をお持ちの患者様も増えていますが、他科とも連携しつつ、患者様にとって最適な治療法を提示致します。
2021年度10月より体制を一新し、2022年度より新しいメンバーを迎え、とても雰囲気の良い『患者様1stの病棟作り』が出来ています。それに伴い、飛躍的に入院患者数・手術件数共に増えております。
今後は是非、当科にご紹介頂きました近隣開業医の先生方がまた患者さんを紹介したいと頼りにして下さる様な、また当科で手術を受けられた患者さんが、自らの友人をご紹介して下さる様な、消化器外科でありたいと思います。