MRIガイド下集束超音波治療器

切らずに治す、被ばくの心配はなく安全に
mri.jpg
MRガイド下集束超音波治療器とは
MRガイド下集束超音波治療器は、集束超音波とMRIの二つの技術を組み合わせた治療法です。超音波は人間の耳には聞こえない高い周波数を持つ音波で、最大1024本の超音波を一点に集めることで、標的となる組織の温度を約60℃まで上昇させ細胞を壊します。
当院では最新のMRガイド下集束超音波治療器ExAblate4000を導入、薬物療法による改善が不十分な本態性振戦の震えに対して、頭蓋骨にメスを入れることなく、非侵襲的に治療を行います。超音波の照射中は、MRI 画像により超音波照射位置と組織の温度をリアルタイムで測定するため、精度の高い治療が可能です。また治療中は患者さんと医師とがコミュニケーションを取り、患者さんの状態や治療の効果を確認しながら治療を進めます。
MRガイド下集束超音波治療器の特徴
脳神経外科領域
最大1024本の超音波を一点に集め、標的となる組織の温度を上昇させることで、震えの原因となっている組織を熱により破壊して、震えを軽減させます。
電離放射線に放射線による被ばくの心配がなく、頭部の切開が不要なため、通常の脳外科手術に伴う感染症の心配がありません。
MRI画像により超音波照射位置と標的となる組織の温度をリアルタイムで確認できるため、精度の高い治療が可能です。また患者さんが意識のある状態で治療を行うため、医師が患者さんの状態と治療の効果を確認しながら治療を進めることができます。
mri.jpg
対象となる症状
薬物療法による改善が不十分な、本態性振戦の振るえに対する治療。
患者さんのメリット
頭蓋骨にメスを入れることなく治療が可能なため、回復期間が短く、1~2日以内に日常生活に戻ることができます。
治療中は医師と患者さんとがコミュニケーションを取り、患者さんの状態や治療の効果を確認しながら進めます。また治療中から震えの改善が確認できます。